

帝京高校から横浜FCへの加入を決断し、同時に2026/27シーズンの特別指定選手となった注目の新戦力「渡辺莉太」。高校生としてクラブ史上初となる特別指定選手としての挑戦、そしてJ1クラブからのオファーもある中で横浜FCを選んだ理由とは──。
ピッチ上で異彩を放つアタッカーが、横浜FCでの決意を語った。
「自ら新しい道を切り拓く」
──帝京高校から加入した新星・「リタ」の覚悟
──まずは横浜FCへの加入を決断された経緯やストーリーをお聞かせください。複数のクラブからオファーがあった中で、最終的に横浜FCを選んだ一番の決め手は何だったのでしょうか?
渡辺:複数のクラブからお話しをいただいた中で、やっぱり一番自分のことを必要としてくれているなと感じたのが横浜FCでした。いくつかのチームの練習に参加させていただきましたが、その中でも横浜FCでのサッカーが一番楽しかったですし、「この上手い選手たちの中で自分も成長したい」という気持ちが強く芽生えたことが一番の決め手になりました。
──J1クラブからのオファーもあったかと思います。上位カテゴリーでプレーしたいという思いとの葛藤や迷いはありましたか?
渡辺:もちろん、自分の中でもJ1や高いレベルでプレーしたいという気持ちはありました。でも、それ以上に「一番自分に合ったサッカーをすること」が、結果的に自分の上のステージへ行くための近道になると思ったんです。ですから、最終的に迷いはありませんでした。
──須藤大輔監督の掲げるスタイルとご自身のプレースタイルがマッチしたということですね。同じシャドーのポジションには横山暁之選手や島村拓弥選手といった素晴らしい選手たちがいますが、彼らの存在はどう映っていますか?
渡辺:今試合に出ているお二人のプレーを見ていて、やっぱり尊敬する部分はすごく大きいです。ただ、尊敬するだけでなく「すぐにでもあの二人からスタメンを奪うくらいの勢い」でやっていきたいという強い気持ちを持っています。
──横浜FCのクラブ歴史上、高校生での特別指定選手は今回が初めてとなります。これに対するプレッシャーなどはありますか?
渡辺:もちろんプレッシャーがないと言えば嘘になりますが、それを力に変えていく強い気持ちでいたいです。自分が“高校生として初めての強化指定選手”として道を作る立場になるので、しっかりと素晴らしいプレーを見せて、良い実績を作っていきたいと思っています。
──今シーズンは同世代の高校生プレイヤーがすでにトップチームのピッチで活躍しています。彼らに対してライバル心や意識する部分はありますか?
渡辺:ある程度は意識しています。ただ、ライバル心という以前に、まずは自分が横浜FCでスタメンを勝ち取り、試合に出続けることが第一の目標です。そこから同世代の代表に選ばれたりして、自分の名前をもっと全国に広げていけたらと思っています。
──ご自身のプレーの中で、ファン・サポーターに「ここを見てほしい!」というストロングポイントを教えてください。
渡辺:僕は攻撃が得意な選手なので、チャンスメイクの場面やアイディア溢れるプレー、あとはキックの精度を見てほしいです。そういった自分の強みを発揮して、見に来てくださったサポーターの皆さんの記憶に残るようなプレーを見せたいと思っています。

──帝京高校での学びや経験についても伺わせてください。まだ在学中ではありますが、これまでの高校生活はご自身にとってどんな財産になっていますか?
渡辺:サッカー選手としてだけでなく、一人の人間としても成長できる機会をこの3年間ですごく与えてもらったと感じています。帝京高校で過ごした時間は、自分にとって本当に大きな財産になっています。


──最後に、ファン・サポーターの皆さんへメッセージをお願いします。スタジアムでは何と呼ばれたいですか?
渡辺:シンプルに「リタ」と呼んでもらえたら嬉しいです! ぜひニッパツ三ツ沢球技場に足を運んでいただいて、応援よろしくお願いします!

