2025年度、横浜FCはホームタウンである保土ケ谷区の「横浜市立川島小学校」が創立150周年を迎えるにあたり、年間を通じた特別な連携プロジェクトを完遂しました。
我々が本プロジェクトで最も重視したのは、「全学年、全児童と直接関わりを持つこと」。
伝統ある学校の節目に寄り添った、活動の軌跡を報告します。
背景:なぜ「全学年」にこだわったのか
川島小学校が歩んできた150年という重い歴史。その記念すべき瞬間に立ち会うにあたり、我々は「一部の児童だけの思い出」に留めるべきではないと考えました。
「1年生から6年生まで、全員に『自分の街には横浜FCがある』と感じてほしい」
この強い想いから、クラブの全リソースを投入した「全学年対象プログラム」の構築が始まりました。
150周年を祝う、多層的なアプローチ
1. 【1〜5年生】サッカーを通じた「笑顔」の共有




1年生から5年生の全クラスを対象に、クラブのスクールコーチ陣による「横浜FCスマイルサッカー教室」を実施しました。
単なる技術指導ではなく、「体を動かす楽しさ」や「仲間と協力する喜び」を重視。
青いユニフォームを着たスタッフと全力で遊ぶ体験を通じ、クラブを身近な存在として認識してもらう土壌を作りました。
2.【全校】日常に溶け込む交流:挨拶運動と任命式




特別なイベント時だけでなく、日常の風景の中にも横浜FCが存在することを目指しました。
■朝の挨拶運動:登校時間帯にスタッフが門に立ち、児童一人ひとりと交流。
■放送朝礼での横断旗登校班長任命式:クラブが安全への願いを込めた横断旗を贈呈し、登校班長を任命。地域の安全を共に見守るパートナーとしての役割を明確にしました。
3. 【6年生】プロの「生き様」を伝えるキャリア教育
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最高学年である6年生には、現役選手による特別授業**「夢で逢えたら」**を開催しました。
■11月(熊倉弘貴選手):夢を叶えるための「人間性」や、日々の積み重ねの重要性を講義。
■2月(ジョアンパウロ選手):困難に立ち向かい、人生をポジティブに切り拓く「覚悟」を伝承。 選手が子どもたちの目を見て語りかける言葉は、150周年の節目に未来へ羽ばたく児童への力強いエールとなりました。
クラブとして得た「確かな手応え」
今回の「全学年注力」活動を通じて、我々クラブ側も大きな気付きを得ました。
活動期間中、廊下ですれ違う児童から「あ!横浜FCだ!」と自然に声がかかるシーンが劇的に増えました。
特定の学年だけでなく、学校全体に「横浜FC」という文化が浸透していくプロセスは、まさに我々が目指す地域密着の理想形でした。
川島小学校の皆さんと深い信頼関係を築けたことは、クラブにとって何物にも代えがたい財産です。
次の150年へ、共に歩む
川島小学校の150周年記念ロゴに掲げられた**「歴史を繋ぐ」**という言葉通り、我々はプロサッカークラブとして、子どもたちの心に「夢」という種を蒔きました。
全学年と関わったこの1年の経験は、今後の横浜FCのホームタウン活動における大きな財産となり、150年の歴史を持つ学校に敬意を表すとともに、これからも地域と共に、次の100年、150年を歩んでいく決意を新たにしました。




