横浜FC・夢で逢えたら授業 in 横浜市立白根小学校
- ホームタウン活動報告
2023.10.24 Tue
10/24 横浜市立白根小学校
この日の「夢で逢えたら」は、高潮隼生選手が小学生時代を過ごした白根小学校。ヴァン イヤーデン ショーン選手、遠藤雅己選手、そして高塩隼生選手の3名の選手が登壇しました。
高潮選手の当時を知る先生はお二人でしたが、憶えていてくださっている様子。高塩選手は当時を振り返りながら照れくさそうに笑ったり時折ドキドキしたり、思い出に浸る場面も。
自身の身長当てクイズから始まったクラスもあり和やかに、そして少しの緊張感の中授業は進んでいきます。
「吐く」という文字はネガティブなイメージですが「吐」の「-」マイナスを取り払うことで「叶う」という文字に変わります。ネガティブとポジティブは背中合わせ。マイナス思考からポジティブ思考へ。興味津々で児童たちは選手の話に夢中になっていました。
選手たちの今回の「夢」についての主なテーマ・・・
「転機になったのはユース時代にコーチからかけられた『周りの人の話を聞きなさい』という言葉」
「準備期間で“根を張る”準備がとても大切、勝負の年を見据えて取り組む」「夢や目標をあきらめない気持ち」
「目標を達成させるために今、何をするのか」「『可能性』は『選択肢』という言葉に言い換えられる」
「自分を否定せず自分を好きになろう!」「自分はできると自信を持つこと」「経験のないことは難しいと思いがちだけど一度やってしまうとできたりすることもある」「時間は戻すことができない今できることを今やってほしい」「失敗は人の知識に繋がる」
恐れずに一歩を踏み出す勇気とあきらめない気持ちは継続へとつながり自信になります。選手たちは黒板にキーワードやテーマの文字を書きながら「今日の授業で憶えておいてほしいこと」を児童の皆さん伝えていました。
児童の皆さんの感想は・・・
「自分の夢に可能性をもつことができたので夢はあきらめずに頑張った方がいいと感じた」
「選手のお話を聞いて、ポジティブな気持ちになれた」「先のことなど悩んでいたけれど選手から背中を押してもらったのでやるだけのことはやってみようと思う」「ショーン選手のように前向きに物事を考えていきたい」など、授業を通じて心の変化があったようです。
最後に・・・
高塩選手の当時を知る先生がおっしゃっていました。
「高塩選手は人前で、こんなにおしゃべりする子どもではなかったんだよ。みんなの前で自分の考えや伝えたいことを言葉に乗せて表現できる人になった姿を見て成長したことにうれしく思っています。それはきっと、良い仲間と出会い、良い関係を築いていくことに欠かすことができなかったのがサッカーだと思います。こうして出身の小学校で大人になった高塩選手の「夢」の話を聞くことができて、本当によかったです」
先生たちも、とっても嬉しそうにやさしい眼差しで高塩選手をみつめていました。